意外と知らない文章の基本【6つのポイントを意識するだけ】

文章の書き方

意外と知らない文章の基本【6つのポイントを意識するだけ】

悩む男の子
webライターを始めたけど、文章で指摘される。
そういえば、文章の基本ってなんだろう。

 

こんな悩みにお答えします。

 

本記事の内容

  • 正しい文章の意味
  • 正しい文章の基本の書き方
  • 文章を書く際の基本的なコツ

 

こんちは、タクトです。

普段は、webライターとして月間30記事以上執筆しています。

本記事では、正しい文章の基本について解説します。

 

結論は以下のつツイートの通り。

 

 

“6つのポイント”

  • 主語と述語を近くに置く
  • 漢字とひらがなのバランスを意識する
  • 修飾語と被修飾語を近づける
  • 文末を整える
  • 1分は50文字から60文字
  • 5w1hを意識する

 

Webライターをしていると、文章の書き方に悩むタイミングがありますよね。

僕もよく迷います。

 

駆け出しの頃は、編集の方にダメ出しをされまくり、才能がないのかと心が折れた日も少なくありません。

 

しかし文章の基本を理解してからは指摘される回数が、グッと減りました。

文章の書き方には今で悩む時がもありますが、上記のポイントを見直すだけで改善されます。

 

記事の後半には、正しい文章を書くコツも解説しているので、ぜひ覗いてみてください。

 

文章の基本は知っているけど、わかりにくい文章になる方は、冗長表現とは?例を用いて改善する方法を解説【綺麗な文章が書ける】で詳しく解説しています。

冗長表現とは?例を用いて改善する方法を解説【綺麗な文章が書ける】
冗長表現とは?例を用いて改善する方法を解説【綺麗な文章が書ける】

冗長表現について解説しています。文書を書く人や、記事を書くお仕事をしている人におすすめの記事です。例題を用いて解説しているので、文章力に自信がない人でも理解できる記事になります。

続きを見る

 

それでは、やっていきましょう。

 

そもそも正しい文章とは

そもそも正しい文章とは

正しい文章とは、以下の3つ。

  • わかりやすい文章
  • 読みやすい文章
  • 読者のためになる文章

 

記事を書く目的は、読者に読んでもらうためですよね。

読み手にとって理解しにくい文章だったり、読みにくい文章だったりすると、記事に価値がないと判断されます。

 

何かを調べるためにGoogleで検索しても、内容を理解できない記事だったらすぐに離脱しますよね。

 

文章を書く目的は、誰かに情報を届けるためなので、上記3つのポイントを意識しましょう。

 

わかりやすい文書とは

 

わかりやすい文章とは、小学生でも理解できることです。

専門用語やビジネス用語は、極力使わないようにしましょう。

下の例文を参考にします。

文章の基本は一文一義

文章の基本は、一つの文に一つの情報で書くことです。

 

一文一義の言葉を知っている人は、文章の勉強をしている人ですが、これか勉強したい人には難しい言葉です。

webで検索する多くの人は、簡単に知りたい人がほとんどです。

文章の書き方を知りたいと考える人に、論文の書き方を紹介すると、読み手は辛いんですよね。

 

難しい言葉や専門用語は、別の言葉に言い換えましょう。

 

読みやすい文章とは

 

記事を執筆する際は、改行をして空白を作ったり、漢字ばかりを並べないようしましょう。

文字が詰まっていると、読者は記事を読む気が無くなるし、漢字ばかりだと難しい文章と判断されます。

 

下記の例文が、読みにくい文章です。

これからwebライターを目指すなら文章の基本を学ぶ必要がある。文章の基本は一文一義を意識して冗長表現を避けること。冗長な表現の文章は難解な印象を与えます。

 

改行されず、漢字も多く、かなり読みにくい文章です。

 

上記の例文を読んで、読み手が文章の基本を理解するのは難しいですよね。

例文を修正したのがこちら。

 

“正しい例文”


これからwebライターを目指すなら、文章の基本は学びましょう。

文章の基本は、一つ文章に一つの意味です。

そうすることで、読み手にとって理解しやすい文章が書けます。

 

文章を改行するだけ見やすくなります。

漢字とひらがなのバランスを変えるだけでも、理解しやすい文章になりました。

 

文章を書く際は、改行したり、漢字とひらがなのバランスを考えたりしましょう。

 

読者のためになる文章とは

 

結論、読者の悩みを解決する文章です。

今の時代、文章を読む理由のほとんどが、問題を解決したいからですよね。

 

Googleで調べものをしたり、本で情報を集めたりなど。

小説や論文を書くなら話は別ですが、ライターやブロガーは情報発信が基本です。

 

読者への有益な情報発信でない限り、記事や文章は読まれません。

 

大切なのは、読者に関係のある情報と理解されることです。

 

正しい文章の書き方のポイントは6つ

正しい文章の書き方のポイントは6つ

正しい文章を書くポイントはこちら。

“6つのポイント”

  • 主語と述語を近くに置く
  • 漢字とひらがなのバランスを意識する
  • 修飾語と被修飾語を近づける
  • 文末を整える
  • 1分は50文字から60文字
  • 5w1hを意識する

 

慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、簡単です。

上記のポイントをメモして壁に貼り付けたり、スマホですぐに見れるようにすればオッケー。

 

主語と述語を近くに置く

 

主語と述語が遠い距離にあると、読み手にとって理解しずらい文章になります。

私は、雨が降っているので、傘をさした

雨が降っているので、私は傘をさした

 

例文の場合、主語と述語は「私は、傘をさした」です。

2つを近くに置くだけで、読み手が理解しやすい文章になります。

 

漢字とひらがなのバランスを意識する

 

漢字が多すぎると、難しい文章の印象になります。

しかし、ひらがなが多い文章は幼稚な印象を与えます。

 

  • 漢字ばかりが続くなら、ひらがなに置き換える。
  • ひらがなが続くなら、漢字に置き換えるか、句読点を入れる

 

上記2点の工夫をしてみましょう。

 

修飾語と被修飾語を近づける

 

修飾語と被修飾語の意味は、以下の通り。

 

修飾語 : ほかの文章を詳しく説明する文節

被修飾語 : 修飾語によって節前される文節

 

例えば、赤い薔薇の場合は以下の通りになります。

  • 赤い→修飾語
  • 薔薇→被修飾語

 

それ以外にも、綺麗、美しい、大きな、小さな、などが修飾語に使われます。

修飾語を使う場合は、被修飾語と近づけないと、理解しづらい文章になるで注意が必要。

 

文章を彩る修飾語は、読み手にイメージさせやすい効果があります。

しかし修飾語を使いすぎると、読み手は理解に苦しみます。

 

修飾語は、ここぞのタイミングで使うのがおすすめ。

 

1文は50文字から60文字

一文が長すぎると、読み手にとって負担になります。

 

今日は天気がいいので、洗濯をしようと思ってたが、息子が遊びに行きたいといい、洗濯することができなかった。

 

上の例では、意味は理解できるが、読みにくい文章ですよね。

修正した文章がこちら。

 

今日は天気がいいので、洗濯をしようと思っていた。

しかし息子が遊びに行きたいといい、洗濯はできなかった。

 

一つの文章を短くすると、読者が理解しやすくなります。

一文は、大体50文字〜60文字がベストです。

 

文末を整える

 

文末は、基本的は「です・ます調」で整えましょう。

独自性を出したいからといって、変にアレンジするのはおすすめしません。

 

理由は、記事の信用性が下がるからです。

文章の勉強をするのは、大切だと思います。

文章の勉強をするのは、大切です。

 

〜です。と言い切ることで、文章に力強さが出ます。

悩みを解決したい読者に対して、曖昧な文末は信用を失います。

 

文章を書く際は、です・ます調でしっかりと言い切りましょう。

 

5w1hを意識する

 

難易度がちょっと上がりますが、5w1hを意識して文章を書けると、より具体的な記事になります。

5w1hとは、以下の通りです。

 

  • Who 誰が
  • When いつ
  • Were どこで
  • What なにを
  • How どのように

 

上記の頭文字をとって、5w1hといわれます。

誰が、いつ、どのように、だけでも文章がはっきりしますよね。

 

自分が書いた文章を読んで、5w1hの要素が組み込まれているか、確認しましょう。

※5w1hの順番通りに書くのではなく、あくまで意識レベルです。

 

正しい文章の基本的なコツ

正しい文章の基本的なコツ

 

正しい文章を書くコツは以下の3つ。

  • 伝える内容を先に決める
  • 下書きをする
  • 読み手の感情を意識する

 

結論、いきなり書かないってことです。

 

映画やドラマでは、記者がいきなり記事を書くシーンをみた経験ってありますよね。

現実は違います。

 

どれだけ凄腕のライターでも、書く内容を決めてから執筆しています。

 

伝える内容を先に決める

 

文章を書く前に、読み手に何を伝えるか考えましょう。

上司にメールを送る際も、伝えるべき内容を決めてから文章を考えますよね。

 

そうしないと、支離滅裂な文章になります。

記事を書く際も全く同じです。

 

誰に何を伝える文章を書くのか決めてから、執筆しましょう。

 

下書きをする

 

箇条書きでもいいので、必ず下書きしましょう。

書く内容を明確にすると、正しい文章が見えてきます。

考えながら文章を書くと、順番が変だったり、同じような内容を2回伝えていたりします。

 

チグハグな文章にならないためにも、下書きを作るのがおすすめです。

 

読み手の感情を意識する

 

文章を読んだ読者に、どのような感情になってほしいか考えるベストです。

使う単語や、文章の言い回しが浮き彫りになります。

 

慣れが必要ですが、普段から意識するだけで、文章力が一気に上がります。

 

文章の基本を学べる書籍

文章の基本を学べる書籍

 

文章力が上がる本を紹介します。

文章にまつわる書籍は沢山ありますが、これから紹介する2冊で、文章の基本は身につけられます。

 

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

KindleAmazon楽天Books

 

ライターをしている人なら、ほぼ全員が読んでいる書籍です。

 

ライティングする前の骨組みの作り方や、読者に読まれる文章のテンポなど、ライターには欠かせない知識が詰め込まれています。

プロの現場で使われているスキルを学べるので、これから文章の勉強をする人には絶対読んで欲しい一冊です。

 

この本を読むだけで、僕の文章力は一気に伸びました!
たくと

 

文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック

文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック

KindleAmazon楽天Books

 

日本語の正しい使い方を、77の方法で解説しています。

 

接続詞の使い方や、冗長表現にならない文章の書き方が学べます。

ぶっちゃけ、かなりおすすめ。

 

文章に迷ったら、今でも読んでます!おかげで、もうボロボロです。笑
たくと

 

 

まとめ : 文章の基本は6つのポイントを意識する

まとめ : 文章の基本は6つのポイントを意識する

最後におさらいです。

“6つのポイント”

  • 主語と述語を近くに置く
  • 漢字とひらがなのバランスを意識する
  • 修飾語と被修飾語を近づける
  • 文末を整える
  • 1分は50文字から60文字
  • 5w1hを意識する

正しい文章の基本は上記6つのポイントを抑えること。

 

文章に独自性を出したい人もいるかもしれませんが、まずは基礎を体に叩き込みましょう。

 

文章の基本を覚えると、アレンジの幅は無限に広がります。

 

自分なりの文章を書きたい気持ちはわかるのですが、まずは基礎を固めて、読書のためになる文章を書きまくりましょう。

 

ではでは。

 

  • この記事を書いた人

Takuto

webライター・シナリオライター・ヘアメイク・映像制作をしています。美容専門学校卒業→美容師→ヘアメイク→映像制作で起業→詐欺に遭い起業失敗→文章の勉強→ライターを始める。普段は部屋に引きこもって文章を書いたり、絵を描いたりしています。

-文章の書き方

© 2025 TakutoのライティングBlog Powered by AFFINGER5