
そういえば、文章の基本ってなんだろう。
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 正しい文章の意味
- 正しい文章の基本の書き方
- 文章を書く際の基本的なコツ
こんちは、タクトです。
普段は、webライターとして月間30記事以上執筆しています。
本記事では、正しい文章の基本について解説します。
結論は以下のつツイートの通り。
正しい文章の基本は6つです。
・文末を整える
・5W1Hを意識する
・1文は50〜60文字
・主語と述語を近づける
・修飾語と被修飾語を近づける
・漢字とひらがなのバランスを意識する文章を書くなら基礎が大切。
独自性のある文章を書くなら、基礎を身につけて、少しずつ崩していくのがオススメです😌
— たくと / 絵と文章とヘアメイク (@aikawa_takuto) October 6, 2021
“6つのポイント”
- 主語と述語を近くに置く
- 漢字とひらがなのバランスを意識する
- 修飾語と被修飾語を近づける
- 文末を整える
- 1分は50文字から60文字
- 5w1hを意識する
Webライターをしていると、文章の書き方に悩むタイミングがありますよね。
僕もよく迷います。
しかし文章の基本を理解してからは指摘される回数が、グッと減りました。
文章の書き方には今で悩む時がもありますが、上記のポイントを見直すだけで改善されます。
記事の後半には、正しい文章を書くコツも解説しているので、ぜひ覗いてみてください。
文章の基本は知っているけど、わかりにくい文章になる方は、冗長表現とは?例を用いて改善する方法を解説【綺麗な文章が書ける】で詳しく解説しています。
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冗長表現とは?例を用いて改善する方法を解説【綺麗な文章が書ける】
冗長表現について解説しています。文書を書く人や、記事を書くお仕事をしている人におすすめの記事です。例題を用いて解説しているので、文章力に自信がない人でも理解できる記事になります。
続きを見る
それでは、やっていきましょう。
そもそも正しい文章とは
正しい文章とは、以下の3つ。
- わかりやすい文章
- 読みやすい文章
- 読者のためになる文章
記事を書く目的は、読者に読んでもらうためですよね。
読み手にとって理解しにくい文章だったり、読みにくい文章だったりすると、記事に価値がないと判断されます。
何かを調べるためにGoogleで検索しても、内容を理解できない記事だったらすぐに離脱しますよね。
文章を書く目的は、誰かに情報を届けるためなので、上記3つのポイントを意識しましょう。
わかりやすい文書とは
わかりやすい文章とは、小学生でも理解できることです。
専門用語やビジネス用語は、極力使わないようにしましょう。
下の例文を参考にします。
↓
文章の基本は、一つの文に一つの情報で書くことです。
一文一義の言葉を知っている人は、文章の勉強をしている人ですが、これか勉強したい人には難しい言葉です。
webで検索する多くの人は、簡単に知りたい人がほとんどです。
文章の書き方を知りたいと考える人に、論文の書き方を紹介すると、読み手は辛いんですよね。
難しい言葉や専門用語は、別の言葉に言い換えましょう。
読みやすい文章とは
記事を執筆する際は、改行をして空白を作ったり、漢字ばかりを並べないようしましょう。
文字が詰まっていると、読者は記事を読む気が無くなるし、漢字ばかりだと難しい文章と判断されます。
下記の例文が、読みにくい文章です。
改行されず、漢字も多く、かなり読みにくい文章です。
上記の例文を読んで、読み手が文章の基本を理解するのは難しいですよね。
例文を修正したのがこちら。
“正しい例文”
これからwebライターを目指すなら、文章の基本は学びましょう。
文章の基本は、一つ文章に一つの意味です。
そうすることで、読み手にとって理解しやすい文章が書けます。
文章を改行するだけ見やすくなります。
漢字とひらがなのバランスを変えるだけでも、理解しやすい文章になりました。
文章を書く際は、改行したり、漢字とひらがなのバランスを考えたりしましょう。
読者のためになる文章とは
結論、読者の悩みを解決する文章です。
今の時代、文章を読む理由のほとんどが、問題を解決したいからですよね。
Googleで調べものをしたり、本で情報を集めたりなど。
小説や論文を書くなら話は別ですが、ライターやブロガーは情報発信が基本です。
読者への有益な情報発信でない限り、記事や文章は読まれません。
大切なのは、読者に関係のある情報と理解されることです。
正しい文章の書き方のポイントは6つ
正しい文章を書くポイントはこちら。
“6つのポイント”
- 主語と述語を近くに置く
- 漢字とひらがなのバランスを意識する
- 修飾語と被修飾語を近づける
- 文末を整える
- 1分は50文字から60文字
- 5w1hを意識する
慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、簡単です。
上記のポイントをメモして壁に貼り付けたり、スマホですぐに見れるようにすればオッケー。
主語と述語を近くに置く
主語と述語が遠い距離にあると、読み手にとって理解しずらい文章になります。
↓
雨が降っているので、私は傘をさした。
例文の場合、主語と述語は「私は、傘をさした」です。
2つを近くに置くだけで、読み手が理解しやすい文章になります。
漢字とひらがなのバランスを意識する
漢字が多すぎると、難しい文章の印象になります。
しかし、ひらがなが多い文章は幼稚な印象を与えます。
- 漢字ばかりが続くなら、ひらがなに置き換える。
- ひらがなが続くなら、漢字に置き換えるか、句読点を入れる
上記2点の工夫をしてみましょう。
修飾語と被修飾語を近づける
修飾語と被修飾語の意味は、以下の通り。
修飾語 : ほかの文章を詳しく説明する文節
被修飾語 : 修飾語によって節前される文節
例えば、赤い薔薇の場合は以下の通りになります。
- 赤い→修飾語
- 薔薇→被修飾語
それ以外にも、綺麗、美しい、大きな、小さな、などが修飾語に使われます。
修飾語を使う場合は、被修飾語と近づけないと、理解しづらい文章になるで注意が必要。
文章を彩る修飾語は、読み手にイメージさせやすい効果があります。
しかし修飾語を使いすぎると、読み手は理解に苦しみます。
修飾語は、ここぞのタイミングで使うのがおすすめ。
1文は50文字から60文字
一文が長すぎると、読み手にとって負担になります。
上の例では、意味は理解できるが、読みにくい文章ですよね。
修正した文章がこちら。
今日は天気がいいので、洗濯をしようと思っていた。
しかし息子が遊びに行きたいといい、洗濯はできなかった。
一つの文章を短くすると、読者が理解しやすくなります。
一文は、大体50文字〜60文字がベストです。
文末を整える
文末は、基本的は「です・ます調」で整えましょう。
独自性を出したいからといって、変にアレンジするのはおすすめしません。
理由は、記事の信用性が下がるからです。
↓
文章の勉強をするのは、大切です。
〜です。と言い切ることで、文章に力強さが出ます。
悩みを解決したい読者に対して、曖昧な文末は信用を失います。
文章を書く際は、です・ます調でしっかりと言い切りましょう。
5w1hを意識する
難易度がちょっと上がりますが、5w1hを意識して文章を書けると、より具体的な記事になります。
5w1hとは、以下の通りです。
- Who 誰が
- When いつ
- Were どこで
- What なにを
- How どのように
上記の頭文字をとって、5w1hといわれます。
誰が、いつ、どのように、だけでも文章がはっきりしますよね。
自分が書いた文章を読んで、5w1hの要素が組み込まれているか、確認しましょう。
※5w1hの順番通りに書くのではなく、あくまで意識レベルです。
正しい文章の基本的なコツ
正しい文章を書くコツは以下の3つ。
- 伝える内容を先に決める
- 下書きをする
- 読み手の感情を意識する
結論、いきなり書かないってことです。
映画やドラマでは、記者がいきなり記事を書くシーンをみた経験ってありますよね。
現実は違います。
どれだけ凄腕のライターでも、書く内容を決めてから執筆しています。
伝える内容を先に決める
文章を書く前に、読み手に何を伝えるか考えましょう。
上司にメールを送る際も、伝えるべき内容を決めてから文章を考えますよね。
そうしないと、支離滅裂な文章になります。
記事を書く際も全く同じです。
誰に何を伝える文章を書くのか決めてから、執筆しましょう。
下書きをする
箇条書きでもいいので、必ず下書きしましょう。
書く内容を明確にすると、正しい文章が見えてきます。
考えながら文章を書くと、順番が変だったり、同じような内容を2回伝えていたりします。
チグハグな文章にならないためにも、下書きを作るのがおすすめです。
読み手の感情を意識する
文章を読んだ読者に、どのような感情になってほしいか考えるベストです。
使う単語や、文章の言い回しが浮き彫りになります。
慣れが必要ですが、普段から意識するだけで、文章力が一気に上がります。
文章の基本を学べる書籍
文章力が上がる本を紹介します。
文章にまつわる書籍は沢山ありますが、これから紹介する2冊で、文章の基本は身につけられます。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
ライターをしている人なら、ほぼ全員が読んでいる書籍です。
ライティングする前の骨組みの作り方や、読者に読まれる文章のテンポなど、ライターには欠かせない知識が詰め込まれています。
プロの現場で使われているスキルを学べるので、これから文章の勉強をする人には絶対読んで欲しい一冊です。

文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック
日本語の正しい使い方を、77の方法で解説しています。
接続詞の使い方や、冗長表現にならない文章の書き方が学べます。
ぶっちゃけ、かなりおすすめ。

まとめ : 文章の基本は6つのポイントを意識する
最後におさらいです。
“6つのポイント”
- 主語と述語を近くに置く
- 漢字とひらがなのバランスを意識する
- 修飾語と被修飾語を近づける
- 文末を整える
- 1分は50文字から60文字
- 5w1hを意識する
正しい文章の基本は上記6つのポイントを抑えること。
文章に独自性を出したい人もいるかもしれませんが、まずは基礎を体に叩き込みましょう。
文章の基本を覚えると、アレンジの幅は無限に広がります。
自分なりの文章を書きたい気持ちはわかるのですが、まずは基礎を固めて、読書のためになる文章を書きまくりましょう。
ではでは。